
正統続編となる新作アニメ『鎧真伝サムライトルーパー』を生解禁! 『鎧伝サムライトルーパー』アニバーサリー上映会公式レポート|草尾毅さん、石橋陽彩さん、岡本英郎氏登壇
2025年6月11日(水)に開催された『鎧伝サムライトルーパー』アニバーサリー上映会の公式レポートが到着!
本イベントには、『鎧伝サムライトルーパー』の主人公・烈火のリョウこと真田遼を演じる草尾毅さん、鎧デザインを手掛けた岡本英郎氏、そして今回のイベントで“人生初司会”となった石橋陽彩さんが登壇。
シリーズから草尾さんと岡本氏が選出した3話を上映し、放送当時の思い出や反響など、今だからこそ語れるエピソードで会場を盛り上げました。
『鎧伝サムライトルーパー』アニバーサリー上映会公式レポート
TVアニメ『鎧伝サムライトルーパー』のアニバーサリー上映会が新宿ピカデリーで実施され、真田遼役の声優・草尾毅、鎧デザインの岡本英郎、MCとして声優・石橋陽彩が参加した。
『鎧伝サムライトルーパー』はサンライズが制作し、1988年4月〜1989年3月に放送された人気TVアニメ作品でOVA3作品やコミカライズも展開。“鎧擬亜"(よろいギア)を持つ5人の少年が、運命に導かれて集結し、妖邪帝王・阿羅醐(あらご)が率いる"妖邪"の軍勢と戦うストーリーだ。
満員御礼で行われたこの日の上映会では、草尾と岡本のチョイスによるTVアニメ第22話『剣舞卿(けんぶきょう)の挑戦』、および『鎧伝サムライトルーパー外伝』の前編&後編が上映された。
烈火のリョウ・真田遼にかけて靴を含めて全身レッドコーデで参戦となった草尾。 改めて収録当時を振り返って草尾は「当時の僕は21、22歳くらいの右も左もわからないド新人。緊張したのを覚えています。小杉十郎太さんが優しくて『ここに座りな』とか言ってくれて。昨日の事のように思い出す」と懐かしそう。
鎧のデザインについては「今見ても斬新で色あせないデザイン」と絶賛しながら「でも最初はタイトルからして何?という感じだった。劇中でも結局サムライトルーパーが何なのか語られていないし、トルーパーなのに馬には乗らないし。ウーパールーパー説もあったよね」と今だからこそのぶっちゃけトークで盛り上げた。
また改めて観てみたいお気に入りエピソードについて聞かれた草尾は「TVシリーズ1話から全部観たい!当時のアニメはすべてが手描き。アニメーターたちの思いが画面から滲み出ている気がして愛を感じられて嬉しい」としみじみ。
一方、鎧デザインの岡本は和洋あらゆる鎧デザインを参考にしたということもあり、「鎧の資料集めが大変だった。ロンドンの時計台の下や嵐山に鎧博物館があったのでそこに行きました。中でも烈火のリョウのデザインがお気に入り」と明かした。
さらにここでサプライズ発表があり、最後の戦いから38年、正統続編となるTVアニメ『鎧真伝サムライトルーパー』が2026年1月に放送することが決定。
出来立てホヤホヤの特報PVも初お披露目となった。MCとして登壇していた石橋が、正統続編の主人公・凱役であったことが明かされ「歴史ある作品の主人公として声を当てることが出来て光栄だなと思う気持ちと共に、正統続編という事で身が引き締まる思いでいっぱいです。凱として頑張っていこうという気持ちです」と意気込み。
草尾はファンに向けて「放送が始まったらどんな意見でもいいからSNSで呟いて拡散して。みんなで声を出して正統続編を盛り上げて欲しい。旧作の主人公として切に願います」と援護射撃の準備万端だった。
超特報映像について石橋は「とにかくカッコいい!」と手応え十分で、草尾も「これを38年前にやって欲しかった!あの当時なかったCG技術、そして音響的にも凄い事になりそう。熱い話になるといいなと遠くから応援しています」とエール。
新作では、鎧デザイン原案として関わる岡本は凱の鎧のデザインについて「一発OKでした!烈火のリョウの鎧デザインを踏襲しています」と秘話も飛び出した。
最後に石橋は「長く続く作品の主人公を務めることが出来て本当に光栄に思います。これから発表される声優陣も、スタッフの皆さんも頑張っておりますので来年1月の放送を楽しみにお待ちください」とアピール。
草尾は当時から応援する大勢のファンたちを前に「ここから新たなサムライトルーパーの物語が始まります。鎧伝としてのイベントは今日が最後という事で38年間分の感謝で締めようと思ったけれど、率直な気持ちを言います。今日から宜しくお願いします!旧作チームが絡むのか絡まないのかわからないけれど、『鎧真伝サムライトルーパー』イベントのMCとかでもいいから関わっていきたい」と声を弾ませ「俺の心に鎧が走る!」とお馴染みの決め台詞でイベントを締めくくった。